フリーランスエンジニアの魅力として、時間を自由に使いやすい点が挙げられる。早朝に起き満員電車に揺られながら出勤、くたくたになって帰宅するというような生活を送っていると、フリーランスの働き方に魅力を感じるのもやむなしだ。ただし、フリーランスは案件を獲得できなければ稼ぐこともままならない、厳しい働き方であることを忘れてはならない。

クライアントへの売り込み方なども案件の獲得に関係してくるが、やはり中でも重要になってくるのが実力だろう。実力が足りていなければ、当然ながら報酬が良い案件を獲得できる可能性は大幅に低くなる。そのため、フリーランスエンジニアとして独立する道を選ぶのであれば、積極的に自己投資を行い、実力を高めるように努力することが欠かせない。もっとも、フリーランスの道を選ぶエンジニアはまず間違いなく実力者なので、実力でライバルをねじ伏せるのはなかなか厳しいのが実情だ。

継続的な努力は必須だが、努力を続けても実力者達の中から頭1つ抜け出せるとは限らないので、プラスアルファのスキルを習得しておきたいところだろう。営業力を高めるためのコミュニケーション術や、マーケティングの知識を身につけるなどして、周囲の実力者との差別化を図ることは大事である。もちろん、真っ当にエンジニアとしてのスキルを磨くことも大事だが、努力を続ける者同士であれば実力に大きな差はつきにくい。そこでプラスアルファのスキルがあれば、その分だけ競争で有利に立てる可能性が高くなるわけだ。